Route 53の複数値回答ルーティングについて勉強したのでメモします。
公式ドキュメントでは以下のように説明されています。
複数値回答ルーティングポリシー – ランダムに選ばれた最大 8 つの正常なレコードを使用して Route 53 が DNS クエリに応答する場合に使用します。
複数値回答ルーティングを活用すると、複数のEC2が稼働している環境などでヘルスチェックを行なって正常なインスタンスにだけルーティングすることが可能とのことです。
Route53では複数値回答ルーティングが実装されるまではIP1レコードに対して設定するため各々のIPアドレスに対してヘルスチェックをすることはできず、レスポンスを返せないIPアドレスへルーティングする可能性もあったようですが、複数値回答ルーティングによって別々のレコードとして登録して各々のIPアドレスにヘルスチェックを行なって正常なレスポンスを返すIPアドレスにのみルーティングすることが可能になったようです。
Route53でヘルスチェックを行えるとは知らなかったので勉強になりました。
ロードバランサーで行うヘルスチェックとの使い分けがまだ良くわかっていませんが、ちょっとずつ勉強してDNS周りも良い設定ができるようにしたいと思います。
